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このコーナーでは、お客様から頂いた家具やインテリアのご質問にお応えします♪ 商品の特性や由来などを理解して購入することも大切ですね。
■ 輸入家具の材質
実際、作っているイタリアの職人さんもよく解ってなかったりするんですよね(笑) それでは、いくつか代表的なものをご紹介します。
ブナ材(ビーチウッド、チャイニーズオーク又はブナ科ナラ材種)はクラシックタイプの家具に最も使用されています。 イタリア家具、輸入家具を中心にポピュラーに採用され、神戸レガロの取扱商品の実に6割はこの種です。 広葉樹で資源が豊富で、硬質なので家具の基本材種として適しているようです。 主に心材(天然木幹の中心部)は黄褐色で着色が施しやすい点も一般的に使用されることが多い理由です。 特にイタリアでは淡褐色の木材の総称としてノーチ(nocci)と呼ばれ、古くから家具製作には欠かせない木材です。
MDF(パーティクル)は強度に優れている点から、家具材として近年多くの輸入家具に使用されている圧縮材です。 最新鋭の生産技術により抽出された木材繊維に良質の接着溶液を添加して成型熱圧した木質素材です。 柔軟性があるので、打痕がつきやすい難点はありますが、彫刻などの加工が施しやすく重宝されています。
メイクボードとはシート状の圧縮板を重ね合わせ、プリント板や天然木皮で加工された象嵌などの美しい木目調の 図柄をサンドプレス(挟込加工)し、表面をポリエステル塗装(艶のある鏡面加工)した化粧板のことを言います。 仕上がりが美しく高級感があり、正板などと比べると重量も軽く劣化による変形も少ないので、キャビネットなどの 大型家具に多く使われています。
グラスファイバー(FRP)はニードルマットなどのガラス繊維の基材に強化樹脂を加え、成型した樹脂素材です。 複雑な成型がし易く、一定の強度と軽量さ、着色加工などが容易な点も特徴です。 また、水や熱、湿度などにも強いのでインテリアや家具などにも新素材として注目されています。
■陶器と磁器の違い
■簡単に言うと原料と製法が違います。 陶器は土。つまり粘土を(クレー)を原料とし、800〜1200度の低温で焼成されます。 ぽってりとした厚手感が特徴で暖かみがあります。 反面、重さや強度、浸水性などに問題があるため、ティーカップなどの食器にはあまり向きません。 産地にも違いがあり、イタリア陶器はモンテルポ、フィレンツェ、ビチェンザが代表的です。 特にウンブリア派のマジョリカ焼は有名です。 長期間飾って置くと、上薬(光沢のあるコーティング)が施されていない箇所(台座部分底面など)は 黒く汚れたり、変色したりします。 お手入れとしては、サンドペーパーなどを使用すると綺麗に落とせます。
■磁器は石。長石、珪石、カオリンなどの鉱物を細かく砕いて粉にしたものを原料とします。 これに「人骨」(現代では雄牛の骨)を加えたものが、「ボーン・チャイナ」と言われる磁器です。 この発見により、強度と光沢に進歩があったとされています。 焼成温度は1400度以上の高温で焼かれ、硬質できめの細かい、白い肌に仕上がります。 指で弾くと「チン」と金属音のような高音が響き、陶器の場合は逆に鈍い低音がします。 艶の有る無しは関係ありません。 艶に関しては「上薬」によるもので、より美しさと強度を高める為に使用するのが常とうです。 磁器では、なんと言ってもカポディモンテが有名です。 「リチャード・ジノリ」の窯があることでも知られていますね。
■アンティークについて
■よく耳にする「アンティーク」という呼び名。 古い品や中古品の総称として使われていますが、正式には違います。 100年以上前の品をアンティークと呼びます。
様式によって異なりますが、それよりも新しいもので、おおよそ80年位前のものをニューアンティーク、 またはブロカントと、60年前をジャンク、40年前をラヴィッシュ、20年前から現在をセコンドやリサイクルと区別しています。 芸術や美術品を重んじるフランス政府などは厳密に法律で保護制定しています。
日本ではジャンクやラヴィッシュというとあまり良い印象ではないので、古いものは全てアンティークと呼んでしまっています。 100年以上も使い続けることのできる高品質な材質や製造技術により生みだされた逸品。 それこそが真のアンティークと呼べるものだと思います。 アンティーク調、アンティーク風の品とアンティーク品は違います。
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